1回表
2アウトからバティスタ、レフト前。
続く鈴木の打球は右中間へ。
バティスタ、長躯ホームインを狙うが、余裕でアウト。
まあこのトライは、良しとするか。

1回裏
先頭若林を追い込みながらもセンター前。
2番に戻った坂本の打球は左中間へ。
巨人ファンはもちろん、カープファンも抜けたと思ったが、松山がキャッチ。
初回からビッグプレー。
これで乗っていくだろうと思われた野村だったが、続く丸の打球はレフト線へ。
左中間寄りに守っていたし、高く上がったので捕れるかとも思ったが、ラインの内側に入り、俊足の若林が長躯ホームインで先制を許す。


2回裏
カウントを悪くしてストライクを取りに行くところをゲレーロに右中間への2塁打。
田中はセカンドゴロでゲレーロ三進。
ここは進ませたくなかったのだが。
続く炭谷、ここも追い込みながら結果四球。
前回良かっただけに、巨人打線もさほど良くはないが、ピリッとしない野村。
続くメルセルデスは、セーフティスクイズ?
ゲレーロは、投げた瞬間にはスタート切っていなかったはずだが、転がってから走ったわけでもなく結果スクイズっぽい形に。
キャッチャー前に転がったので會澤が前へ出て処理。
このときゲレーロのスタートが目に入らなかったか、一瞬ファーストへ投げる方向へ体重が移動したが、何とか気づいてダイビングタッチに。
しかし判定セーフ。
3フィートオーバーじゃないのか?
ともかくここはリクエスト。
結果覆ってアウト。
これは儲けた。
(帰ってテレビで確認したが、完全に會澤はゲレーロにタッチしている。しかし主審の立ち位置が悪いというか、致し方ないかもしれないが、そこからでは見えないだろう)
何とか0で切り抜けられた。

4回表
1アウトから松山が打った瞬間の同点アーチ。

4回裏
先頭坂本に四球。
う~ん・・・
丸はショートゴロでランナー入れ替わり。
当然盗塁をケアしながらになり際どい牽制を挟み、最後ちょうど丸がベースに戻るところに投げられ牽制アウト。
もの凄く大きなプレーではないが、結果ここから、ようやく「らしい」ピッチングになる野村。

カープは7安打しながら2アウトからのものが多く松山のホームランのみ。
一方巨人は、序盤で崩せずというわけではなかったと思うが、立ち直った野村のペースに嵌ったか?
それでも通常であれば押し気味のチームが点を取らないと、得てしてとなるのだが、ここまでの雰囲気は、最近の両チームの状態からしても、いずれカープにチャンスが来るだろうの展開か?
しかし6回裏、岡本にやられたか・・・
打球はフェンス直撃の2塁打。
ホームランにならなくてここもラッキー。
ますます流れはカープか?

7回表
先頭メヒアがセンターの左を抜く2塁打。
ようやく「らしい」打球が左寄りに飛んだか?
代走曽根。
ここは当然バントだろう、田中。
で、バントは小飛球。
おいおいおい・・・
しかしちょうどメルセデスとキャッチャー小林の間、3塁ライン寄りが幸いして、捕球できず打者走者の田中も出塁(結果キャッチャーへの内野安打)。
1アウト3塁を想定して野村に代打・磯村の予定が、ここもバントだろう。
カウント3-0。
次、ストライクなら、やってしまった方が良いぞ。
四球は考えないように。
でバントはファール。
当然もう1回!
と思いきや、2塁ランナー曽根スタート。
磯村はバスター。
バントに備えていた三遊間を、やや高く跳ねてレフト前。
結果オーライだが、チームにとっては大きな1点。
続く西川もバントだろう。
手堅く送って・・・、良いところに転がったかもしれないが、間一髪アウト。
またここもリクエスト。
セーフになれば大きいけど、逆に巨人に間を与えることになるので、覆らなかったときのことを考えるとそのままでも?
しかしオーロラビジョンの映像は、完全にセーフだな。
で、ここも覆って満塁。
菊池が替わった澤村からレフト前で追加点。
バティスタは三振に倒れるが、鈴木がセンター前2点タイムリー。
この回は、良い繋がり。
巨人ベンチだけでなく、球場のファンにも「今日もダメか」と思わせる攻撃だった。


8回裏
7回は遠藤が締めてこの回から今村。
代打阿部に四球(もったいないな)。
2アウトまで行くが、丸に右中間への2塁打。
阿部が出た時点で代走かと思いきや、4点差だから代走出さずか。
1アウトもしくは2アウト2塁になったら代走か?
しかし進塁できなかったことで1塁に残った阿部。
それでも2アウトだし、丸の打球としても完璧に捉えていたので、さすがの阿部でも長躯ホームインに。
まだ3点ある。
岡本にホームランを打たれても、まだ1点ある。
四球だけは避けてくれ。
結果見逃し三振。
もう大丈夫だろう。

9回裏
西川ラッキーなショートへの内野安打。
前回バント失敗の三好。
ちょっとぎこちなかったが、何とか決めて1アウト2塁。
バティスタ倒れるが、鈴木は申告敬遠。
5番に入っていた今村のところに代打・坂倉。
気楽に打てる場面だろう。
でプロ初アーチ(立ち会えた!)。

最後は点差が広がったことで、菊池保。
2アウトからヒットを打たれるが、難なく締めてカード勝ち越し。

1戦目
支配下登録、即初先発として送ったモンティージャ。
向こうは好調山口だけに、ある程度割り切れたのか?
ジョンソン前倒しで一気にという思いもあったのだろうが。
結果負けたが、打線も追い上げたし、良いムードは継続。
2戦目は、ジョンソン粘投といったところか。
8回1アウト3塁でフランスワ投入。
結果サードライナー。
ゴロゴーおろか、当たりゴーだったのか。
結果サードライナーの併殺。
3戦目は、野村-メルセデスなので、点は取れるだろう・取られるだろうの展開が予想される中、立ち上がりで KO されず、徐々に立ち直った野村で勝利。

借金6だからではないが、巨人・中日・ヤクルト・巨人の12戦。
なんとか9勝3敗以上でいければ望みが繋がる?
それ以下だと、4連覇はまず諦めか?
その中で、11勝1敗。
対する巨人の状態がものすごく悪いところまではいっていないのだろうが、完全に下降線。
最初の菅野のところで5点差をひっくり返したのが、結果的に良い方向へ進んだか?
ただしまだ数字的には巨人だろうけど、このあとジワジワいくか、一気にいくかというところまで来た。