この店で、尾道肉鍋を食べたいということで予約。
ずいぶん前、この店の前、通ったことがあったな。大衆酒場と謳っているので、普通の居酒屋だと思っていた。
刺身はまあ◎であるが、いやはや肉鍋である。
っていうか、この肉鍋だけで十分か。
店主が好きなタレはポン酢オンリーとのことだが、まあいろんな味変というか、数種類の味わいが可能。
美味かったのは、スープにミルで挽いた山椒か。
スープにはインパクトに欠ける?と思っていたが、食べ進むにつれていろいろな味が混ざり、また肉の脂が溜まっていき、あっさりベースのスープが、どんどん旨味を増していく。
そもそもこの肉鍋、牛・豚・ホルモン・鶏つくねがデフォルトで入っている。
「なんで4種類も?」「いやあ、結局肉って、いろいろ食べたいじゃないですか」「だったら全部入れちゃおう」で、こうなったらしい。
この盛り付け、野菜は多少時間がかかるので下へ。薄切り肉は、このようにネギに巻いてで、仕上がりのタイミングを考えて、こうしたのかと質問したが「いえ、単にバエです」だって。ちきしょー。
〆は当然ラーメンなのだが、どうあっても最後に雑炊もで追加。
これがまた私好みの、スープは全部米に吸わせ、おじや仕上げ。
見事であった。