BSフジで宇梶剛士が、家島だけでなく坊勢島にも渡り、サバしゃぶを紹介。

 

なんだよカニだけでなく、サバ!しかもしゃぶしゃぶで食べられるのかよ。

即電話。

「土曜日いっぱいですわ」

「日曜は?と聞く前に、日曜もいっぱい」

「連休最後の月曜なら空いとるけど」

 

「月曜は島にいないんです」

で電話を切る。

姫路港の「とれとれ市場」?ならサバを食べられるらしいが、しゃぶしゃぶはこうがくねンない。

いや~、どうしたものか・・・

 

とそのとき「誰?市外局番見たことない人?」「仕事関係でだれかいたか?」

「ああ竹内さん、土曜日カウンターでよければ、空けるけど」

席なんかどうでも良い「ぜひお願いします!」

で一件落着。

 

坊勢島には10時30分ごろ到着。

その後だと13時過ぎ着になってしまうので。

適当にブラブラする。

 

???

原チャリ、ヘルメット被らないのか?

次から次に走ってくる原チャリ。誰も被ってねーよ。

後ろに小学校高学年?中学生?の娘を乗せた母親、2人とも被ってねーよ。

結局ヘルメットを被ってたのは郵便局員と他に1人だったか2人だったか。

治外法権?

というよりも自由?

いや島ルール?

 

とにかく人間よりも原チャリと船の方が多いんじゃ?

予約の12時10分前、まあ良いだろうと思って暖簾をくぐる。

 

竹内さん!待ってました、座敷へどうぞ。

「カウンターじゃないんですか」

「もう(出汁)沸いとるし、ええよ」

 

ここで女将さん登場。

「初めてでっしゃろ、教えますんで」

「はい、器持って」

「さば、すくって」

「2回ほど、しゃぶしゃぶ」

「そのとき全部実を湯の中に」

「湯を通さない部分があると、生臭いから」

「皮は30秒ほど、入れといて」

もう何十・何百と説明しているからだろうけど、まあ淀みがなく、言葉すら挟ませない見事な説明。

「どうや?」

「最高です」「親父さんが好きな魚なんですか?

「わし魚、食べへん、嫌いや」

「じゃあ何食べてるというか、今日の朝ご飯は?」

「ハムエッグ」

 

我々の奥に地元の人だろうか?地方だけれど常連さんだろうか?ゲラゲラ笑ってた。

 

「地元の人は、このサバ食べるんですか?」

「(ものすごくキッパリと)食べません!」「これは売り物です!」

 

アルコールは瓶ビールと日本酒のみ(熱燗にはしてくれるようだが)。

 

美味いし、トークも楽しい、見事な店だった。

食べられて良かったなあ。

 

 

 

東京のリピーターで、ここにサバだけ食べて日帰りする人もいるらしい。

志みずも先月(1月)初めて来て、2月の第1週に来た人もいたらしい。

それだけじゃ勿体ない?と思ったのだが。

 

でも食べ終えた後感じたのだが、今日どうしてもサバが食べたい、あるいは志みずで魚が食べたいってなるんだろうなと一人納得。