さあいよいよ常布だ。

 

私が前回訪れたときよりも遥か手前で通行止め。

 

ちょうど2台分の駐車スペースに停めてスタート。

 

 

 

まずは軽く遠望。

 

そして核心部分へ。

 

10月初旬に林さんが訪れたレポを参考に進む。

 

確かに笹が刈ってあり、不明瞭さがなくなっている。

 

そして鎖場。

 

順超・順調。

 

右手にピンクリボンで沢方向へ降りると小滝が。

 

シャケさん曰く、この滝が見えることはコースアウトのはず。

 

でもどこで間違えた?(他の人も、この状態に陥っていた)

 

でいったん先ほどのリボンに戻ると、真っ直ぐ進めば良いことがわかり、改めて前進。

 

ロープや鎖場を経て、急な斜面が。

 

シャケさんは3回目の訪問で、途中で登って(高巻いて)、最後に降りるはずとのことなので、この斜面を登るのだが・・・

 

岩もない、草もない、ズルズル滑る。

 

足場を固めれば登れなくはないが、ちょっと疑問・・・

 

途中まで登ったが、まだ先はあるし角度がさらにきつくなるので、一度戻って確認することに。

 

と思いきや、この斜面のスタート地点の右側にピンクリボンが。

 

シャケさんがすぐ気づき、あとは辿っていけば良さそうだ。

 

見えてきた!!!

 

 

 

鎖場は2~3カ所と思い込んでいたが、結局4~5カ所ぐらいあったのか?

 

この時期でも見通しが悪いが、夏場はもっと見えないだろうな。

 

 

 

それはさておき、7年越しのご対面。

 

北中さんの『日本の滝』東日本編の裏表紙を見たとき、この滝だけは見たいと思っていた。

 

滝を始めたころ、草津の観光課に電話したが、3.11 の大震災で5メートル級の落石の可能性があるところなので絶対入れませんで諦めていた。

 

しかし何人かの滝ヤは訪れており、やっぱり行けるのか?

 

でもレポを挙げる人それぞれに不明瞭でわかりづらい箇所が微妙に違っている。

 

 

 

1人で行ってみるか?三浦さんにお願いすべきか(竹内さんなら行けるでしょ、だった)。

 

そんな中、別の話題でシャケさんと話しているとき、常布は行きたいんですよねと伝えたところ、シャケさんにとっても思い入れというかここが秘瀑の1つ目だったらしく、行きましょうかということに。

 

まあでももう11月出し、行くのは来年か?

 

それならやっぱり1人で行ってしまおうか?

 

すると 11/5 に行きましょうとお誘いが。

 

3連休の最終日、草津、さらにトランプ大統領の訪日が重なり、道路規制もある。

 

でも断る選択肢はなかった。

 

 

 

 

 

ああ、やっぱり格好良い。

 

直瀑には興味がないが、この景観の中にある常布、言葉は不要。

 

林さんはここに4時間もいたらしく、我々も4時間とは言わないが、それなりに長くなるというか、帰りたくないこの景色。

 

でも寒くて・・・

 

 

 

滝の左半分は翳っているが、右半分は陽が当たってしまっていて、シャケさんは納得いかないようだ。

 

全部陽が当たるか、全部翳るか、太陽の動きとにらめっこ。

 

 

 

私はとにかくどういう状況でも、ここに来れたことが満足なので、一向にカメラを出さないシャケさんとは対照的に、どんどん写真を。

 

滝壺の前は、当然のことだが、一気に気温が低くなり、写真を撮っていると、手がかじかんで痛いから、動かなくなっていく感じ。

 

 

 

食事もして、まあ満足。

 

あとは目で堪能し帰るだけか。

 

 

 

だんだん陽が傾き、ようやく翳った状態になると「寒い~、帰りてえ~」だったシャケさんがカメラを出し撮影開始。

 

1時間は撮ってるよ、この人。

 

 

 

14時に撤収、しかし帰路が・・・

 

こんなところ通ったっけ?

 

絶対ここ降りたよ、登り返さなきゃ・・・

 

あれやっぱり違う。

 

そっちに道(踏み後)ある?

 

あるよ。

 

あれ違う。

 

そんな感じで、もう大丈夫というところに戻るまで、2カ所ほど難儀。

 

 

 

往きもそうだが、復りも方角的にわかりやすいというか目指す方向はわかっているので、たとえコースアウトでもどうにかコースには戻れるんじゃ?といった感じ。

 

まあ最初の頃、1人だったら撤退だろうけど。

 

そんなこんなで、15時半に車に戻ってきた。

 

シャケさん、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

朱滝のとき、matsu さんから「ご来光は行くと良いよ、恰好よいもん」と言われ、いくつかの滝が遠望で済ませてしまっているので、やっぱりご来光もと考えていたのだが、それでもやはり、この常布だけは何としてでもという思いだったので、念願叶った。

 

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