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息子の勤務先が船橋から豊田へということで、荷物移動のため移動。

 

 

 

4時に移動を完了させ軽く仮眠して、豊根村へ。

 

前回は土砂崩れのため静岡側からは通行止めだったが、愛知側から入れば大丈夫そうなのでリベンジに。

 

しかし豊田市内の林道から豊根村は、一面銀世界。

 

道路も雪が積もっており、移動に4時間かかった。

 

 

 

で不動橋のそばからガードレールを越えて尾根伝いに行けば直下まで行けるらしいのだが・・・

 

橋の横にしっかりとした踏み跡が。

 

15分ほどで行けるとのことなので、先にこっちも見てみよう。

 

・・・、・・・お不動さんの祠があるだけか・・・

 

しかし滝の真横にいるとしか思えないので、下の川に降り、落ち口でも見て行こう。

 

この位置からでは、つまらないので、もう一度上に上がる。

 

川と反対側は緩い斜面だが、人1人分の踏み跡に降りてみる。

 

まだ見えないなあ。

 

もう一段降りられそうなので降りてみる。

 

先ほどよりはマシだが、写真としてはイマイチそうだ。

 

とりあえず戻る道を確認。

 

???、???

 

登りかえせない。

 

胸ぐらいの高さだが、手をかけても足場がない。

 

雨で濡れていなくても、滑る石(岩)で、足の置き場がない。

 

思いっきり身体を引き上げ、無理なら元の場所に倒れこめれば良いけど、いかせん幅が(50~60cmぐらいか)・・・

 

万が一があると真っ逆さまに落下してしまいそう???

 

横にトラバースして降り口を探すが、40~50メートルはありそうだし、そもそも私の技術では降りられないだろう。

 

再び登りかえせるところを探すが・・・、・・・、ない。

 

車からここまで5分程度のところなのに、戻れないのか!!!

 

真横から写真でもという気にもなれない、というかカメラ・携帯を落としたくないしで、まったく心の余裕がなくなる。

 

 

 

何度か降りられそうなところ、登りかえせそうなところを探すが、やはりない。

 

降りてきたところに細い木があるので、ここを使うしかないか。

 

 

 

直下まで行く尾根道は、危険ではないが、荒れていて、えださんのブログには足を滑らすと湖に落ちてしまうとも書かれていたので、念のためロープは持ってきた(ただし講習の時の練習用の7メートルロープ)。

 

まず枝分かれしている個所にロープを垂直に張り足場を作る。

 

(鐙(あぶみ)を作ろうと思うが、焦るのと不安と慣れないので、上手く作れない)

 

この時、漬物石大の落石が。

 

最近はヘルメットも被るようにしているが、頭の右側に直撃。

 

その石は、その後右の首筋に当たって落ちて行った。

 

痛いけど、それどころではない。

 

とにかく戻らねば。

 

身体を引き上げ、左足をそこへかけて確保。

 

でも細いので、折れたら・・・とか不安。

 

左手で木に抱きつき、左足をロープから離し木の幹にかけて滑らないようして、空いている右手でその上の木(こちらは太くてしっかりしている)に手をかけ、左手を空けて落ちないようにしてロープを回収(このとき右足は宙ぶらり)。

 

回収したロープを上の木に巻きつけ、何とかよじ登り、脱出に成功(嗚呼、帰れる!)。

 

 

 

ロープの巻き方は、ほどけることはないと思うが、何ヒッチ?何ノット?

 

とにかく1時間以上格闘したことに。

 

 

 

戻って来れたときは、もう二度と来ないと思ったが、やはり直下はリベンジかな。

 

まあ良い経験(結果論)。

 

 

 

こういうことがあったとはいえ、カムだナッツだハンマーだとは、ならないしな・・・

 

ロープワークの講習もまったくのムダにならなかった。

 

 

 

↑たくさんの橋が架かっていて、滝になっている個所多数。

これは滝見橋のところ。

ボンクラ沢不動滝の落ち口。

ほんのちょっと右側から垂直に落ちる。

4月8日眼鏡を探しにきたが、やはりない・・・