今神温泉・角川小学校方面から、11キロ先に目印になる青い屋根の家があると書かれていたが、すぐに青い屋根の家が・・・
もっと先にもあるのか?
とりあえず11キロそのまま道なりに進む。
途中ダンプカーに挟まれる形になる。
広くなったところで二股に。
右が今神温泉のようだ。
ハザード出して確認していると、後ろのダンプの運転手が「どこ行くの」。
「淨の滝なんですけど」
「この先、崩落で通行止めだよ」
「その先は歩けます?」
「どうかな?」
とりあえず進んでみると、すぐに通行止め。
歩いて崩落地を超えることに。
ピンクリボンもあって順調。
・・・、・・・今神温泉に着いてしまった。
どこかで淨の滝遊歩道にぶつからないか、うろうろしてみたが、どうやらない。
戻って探し直そうと思ったら、すぐに地元の車が1台。
確認してみると、「小さな鳥居があったでしょ。そこから行けるよ」、と言われたので戻る。
鳥居はあるけど停めるスペースがない。
この道にダンプは来ないが、ここでは落ち着かないよなあ。
先に進み、青い屋根のところを入ってみよう。
すると鳥居を教えてくれたおじさんが、通りかかり、事情を説明。
青い屋根のところを入れば、駐車場があるようなんですがというと、あああるねだって。
で、駐車場にすぐに到着(ああ時間が)。
遊歩道を行く。
片道30分だし、遊歩道だから、特に装備は要らないだろう。
やや登り、そこから降りるところにはロープが。
順調、順調。
で、渡渉。
また登る。
木の標識が出てきた。
しかし進むと、踏み後がない。
というか、草が伸びて見えないのか?
まったく遊歩道感がなくなり、軽い藪漕ぎ状態。
嫌だなと思い、一度下に降りて、川沿いに行けないものか?
登れそうな小滝だけど、帰りに降りられるか?
滑って落ちるのは避けたいし。
で、また標識まで戻って、進もうとするが、どうも・・・
思ったより時間がかかってしまったのと、宿で嫁と合流しないといけないので、この日は退散することに。
で、戻るのだが・・・
降りてきて渡渉。
対岸に渡って、しっかりした踏み後。
・・・、・・・、進めない。
あれ?
いったん戻って、もう一度歩き直すのだが、同じところしか踏み後がない。
・・・、・・・、なんだこれ?
強引に登ってみる。
堰堤が見えた。
このまま登ってしまうか。
堰堤と同じ高さまで来て、堰堤に近づこうとトラバース。
・・・、・・・、足場がない。
少し降りて、改めてトラバース。
・・・、・・・、できない。
もう少し降りると、迷っていたところが見えてきてしまう。
???、???
結局迷った箇所に戻り、もう一度奥まで戻って、歩き直す。
やっぱり、無い!!!
飲み水が尽き、川の水をがぶ飲み。
もう1回歩くが、結局同じ。
また水を飲みに戻る。
ここは絶対往きに通ったはず。確信有。
もう1回。
堰堤が違う角度で見えた。
あれ?こっち?
渡渉しちゃ行けないのか。
踏み後のないところを登ると、・・・あった。
こんなところで2時間半格闘してしまった。
っていうか、遭難を覚悟。
緊急電話で電話しようにも、電波つながらないし。
どこに行けば、繋がるのか。
そもそもそこへ行けないわけだし。
まったくなぜ、こんなことになってしまったのだろうか。
淨の滝よりも、遊歩道を確認しに行かねば。