で、黒滝へ。
垂直は大袈裟だけど、また随分なところを登るんですなあ・・・
佐竹さん「森本さん、お助けロープ出して~」で、佐竹さんも何とか登りきる。
赤滝もそうだけど、本当に滝目指してピンポイントで向かい(どうして、こんなところ?と思うのですが)、ちゃんと滝に近づいて行くことを実感。
道が困難であればあるほど、滝に近づけてる、滝が見え始めた、ご対面の高揚感は、何物にも代えられませんな。
赤滝以上に、陽が当たって、絶好のタイミングで目にすることができた。
ここもそれなりに時間を過ごすと、高巻いてもっと上を目指そうということに。
で、斜度もさらにきつくなり、滑りやすく足の踏み場が、怪しくなってきた。
それ以上に、黒滝の写真を撮り終わったあたりから、腰に痛みを感じ始めた。
このままいくと、さらに足がつって、帰りの道中迷惑かけちゃう?と思い、私は断念。
高巻きなんて、したことがないし、今目に見えている滝のさらに上の部分を見るなんて、こんな機会でなければ絶対ないだろうから、行けるものなら行きたかったんですがねえ。
阿部さんは、身軽で、滝の経験は私の倍ぐらいあるようで、森本さんにしっかりついて行けるのが羨ましい。
戻ってきた、森本・三浦・阿部のお三方の満足気な顔を見ると、ますます無理してでも行くべきだったと思ったのは、後の祭り。
で、当然戻るわけですが、急な斜面を登ると尾根に出て、少し楽になったかと思ったが、また当然道なき道を進む(下る)ことに。
すると、ピンクリボンが!
私の場合、ピンクリボンがあっても、入ったところと戻ってきたところが、結構違うこともあるのですが、こんな道なき道を進み、往きと復りの道が違うはずなのに、どうしてこんな結果になるのだろう。
滝を見た感動とは違う、感動が。
で、途中いろんな形で、メガネがずれるので、注意して下ってきたはずが、最後の最後でメガネがなかった・・・
(日の暮れた高速。70キロ台でほとんど走行。3時間半あれば十分なところを5時間以上かかってしまった)
それはさておき、お誘いいただいた佐竹さん、先導していただいた森本さん、実は最後の最後で同級生とわかった三浦さん、滝に対する思いを表現し楽しまれていた阿部さん。皆さんに感謝です。
滝でなくても、基本的に何でも一人で、という人生。
仲間がいれば、もっと楽しいとわかってはいるけど、他人様に気を遣う・遣われるの遠避けてきたけど、こんなに素晴らしいものになるとは。
滝も素晴らしかったけど、それ以上の何かを十二分に感じた一日でした。
本当にありがとうございました。