尾瀬自体に興味がないので、写真はナシ。

 

午前7時40分御池を出発。

御池田代・上田代などへ、あっという間の到着。

このあたりのベンチで、大の字休憩している人が、ちらほら。

御池まで、なぜ戻らない?

 

他人様のことはともかく、次の天神田代にも、あっという間。

軽い霧雨も、身体には心地良い。

ウサギ田代も通過し、三条の滝まで 1.4 km の表示。

ある程度は覚悟していたが、この 1.4 km は、今までが楽だったので、結構堪える道のり。

しかし言われていた2時間半を20分ほど短縮の、2時間10分。


9時50分、三条の滝に到着。

40分ほど、三条の滝で過ごし、渋沢温泉小屋へ。

木道ではなく、終始山道。下りが続く。

1時間半は見ておいた方が良いと言われていたが、ここまでのペースなら、1時間ちょっとで・・・


しかし、行けども行けども、一向に小屋は出てこない。

途中標識も出てこないし、誰ともすれ違わないので、さすがに不安。

おっ、やっと標識。しかし残り何キロの表示はナシ。

さらに歩を進めるが、やはり行けども行けども・・・

すでに1時間経過しているが、下りは続く。

建物なんか、ないよなあ・・・

で、ようやく到着したのだが、ぴったり1時間半かかってしまった。


小屋でカップラーメンとウーロン茶で、食事。

 

「渋沢大滝へ行きたいんですが」

「最近は人が行かないので、道が良くない」「この時間からはやめた方が?」

「この滝を見に来たので」

「この後は?」

「御池に戻ります」

「片道1時間かかるよ。ギリギリだね」

 

そんなやりとりをして、渋沢大滝へ。

 

いきなり橋のない、大きな岩の上を辿りながら川を渡ると、いきなり背丈ほどの草むらの中に。

こんなの続くのかよ!でも目印のピンクのリボンあるしな。

すぐに草木は、足元の高さになったのだが、ものすごく近い距離に目印があるところと、

あれ?ない、大丈夫?と思うような距離で発見できるところにあったりで、不安な面も。

それよりも、確かに人が通ってないだけあって、歩きづらい。

脚に痛みが。

 

と、女性とすれ違う。

「滝まで、まだ距離あります?」

「う~ん・・・、ありますよ」

女性1人で、よく来るな、こんなところ。

っていうか、脚取りが軽く、羨ましい。

 

岩場に脚をかけ、登ると、岩が崩れ、空足を踏んだ格好になり、さらに痛みが。

 

台風の影響か?途中川になってしまっていて、滝壺付近までは行けず。

途中の高い岩のところで、40分ほど、見学。片道50分。時刻は13時。

 

また小屋まで戻るのだが、右足がつり始めた。

腰にも痛みが出始める。


もう歩けないと、何度も思いながら、戻らなければ仕方がないので、歩を進めるが、左足もつり始めた。

止まると、つった痛みがさらに増す。

かといって、足場も悪く、ゆっくりとしか進めない。


それでも、どうにかこうにか小屋まで戻った。

1時間経過の14時。

 

靴を脱ぐ。ビールを飲む。15分休憩。

御池へ帰るぞ!

ビールのせいで、脚のつりは、治まった。

しかし、かったるい。

それでも、あっという間に、汗とともにビールは抜ける。

かったるさは、なくなるが、また脚がつり始める。

 

で、天神田代まで、ひたすら登り。

???、???

道、間違ってねーか?

三条の滝から、渋沢温泉小屋へ行くとき、こんな木の割れ目あったよな?

こんな丸太の下、くぐったよな?

でも、間違うわけないし・・・


行けども行けども、ひたすら登り。

とにかく天神田代まで出れば、時間が読めるのだが・・・

もう、全然、ダメだ。

あっちもこっちも痛いぞ!

 

ほぼ16時だったか、道は間違っておらず、ようやく天神田代へ。

往きの天神田代までの時間を考えると、17時半には?

 

しかし脚が痛いので、2本の木でできた木道の上を歩けない。

真っ直ぐ進んでるつもりが、痛みで、左右のどちらかに落ちてしまう。

さらに雨が激しくなり始める。

尾根のところや、階段は、とてもじゃないけど、まともに歩けず。

這ったり、手で脚を持ち上げながらの状態。


七入山荘の親父さんに、御池・三条の滝・渋沢大滝・御池=8時間で考えているんですけど、話したら、楽勝だよとのことだったのだが・・・

 

あれ?また登り?

休憩するか?

いや、日が暮れちゃうよ。

 

ようやく、御池まで5キロの表示。

何となく元気を取り戻し、ピッチを上げるが・・・

まあこれが、行けども行けどもの状況が・・・

すげー、歩いたと思ったのに、次の標識では、残り3キロ。

あそこから、まだ半分も歩けてないのかよ!

 

そんな状況で、ようやく御池まで辿り着けた。18時。

 

別行動の嫁は、18時を過ぎたら、捜索?とも考えていたようだが。

 

いや~、参りました。


 

七入山荘

すげー人だ。満室?

ただし、当然皆さんは、早めに到着して夕飯。

われわれは、風呂は貸切状態。

もう完全に脚は、ひきずった状態。

山荘の人に、大丈夫ですか?と言われながら、風呂へ。


多少楽にはなったが、御池に着いたときからだったのだが、風邪をひいたときになる、上顎が痛い状態。

さらに食事が喉を通過するときだけ、喉が痛い。


山荘では、写真を撮るどころか、カメラを持つこともできない状態だった。


食事は、まあ美味しかった。

 

翌日も脚は痛いまま。

右手で太ももの裏を持ち上げないと、車のブレーキが踏めない。

 

まあ、16日の出勤時には、何とか持ち直せましたが。

 

 

もう尾瀬は、いいね。