2015年10月に妙高に行ったとき、こんなところにあるのか。
惣滝にしろ、称名・光明滝に行くなら、うってつけ。
しかし、なんで樺太なんだ?
という思いで、時間が経過してしまった。
幻の大滝を見て、昼食と思ったが、結局宿についてしまった。
しかし妙高山に行く人は、相変わらず多いのか、無料の駐車場は満車。
宿に断って、車だけ置かせてもらうことに。
さらに、本来15時チェックインだが、14時なら入れるようにしておきますとのこと。
華美なものもなく、静かな宿だ。
風呂は、硫黄泉。ちょっと熱めだが、じんわり身体に沁み渡る。
食事も、いたって素朴だが、味付けは私好み。
新潟の米は、どこも美味しいと感じたことがないのだが、あれ?美味いな。
何で炊いてます?
おんぼろの、使い込んだ、炊飯器です。
いや、なぜ美味いんだ。
今年に入って、同じ質問されました、とお母さん。
この人、人生の中で、最も素晴らしい人だと感じさせる。
食事後、「見る?」と厨房へ。
なるほど普通の炊飯器だ。
ご主人は、息子さん(40歳)。
親子で切り盛りしているようだが、かなり酒に詳しい。
チェックアウトするときに、滝の話をすると、源泉があるところに滝がいくつかあるらしい。
源泉管理のために、一般人には教えられないが、人が少ない時なら案内しますよと言ってくれた。
他にも山菜採りをしているので、小さいながらいくつか滝があるようだ。
料金も安いし、This is 秘湯の宿だったな。