ホテルの部屋が暑く、寝付けず、そろそろ良い時間かと思って起きたが、午前4時前。
外は真っ暗、でも雨は降っていない様子。
とりあえず風呂へ。
やはり雨は降っておらず、朝5時30分からの、フレペの滝ツアー(ガイド付きの散歩)は何とかなりそうだ。
風呂から戻って、一眠りというかウトウト。
5時ジャストに電話。
「雨で中止にさせてください」。
このわずかな時間に、こんな雨になっているとは。
6時30分朝食。
やはり食事が・・・
しかも雨は激しくなる一方。
そして今回のメインイベント、知床のクルーザーでカシュニの滝ツアーは、どうなる?
船は雨よりも風次第。
しかし「この雨ですと、お客様を楽しませることはできない」。
「(GWの稼ぎ時ですが)店側も船は出したいけど、詐欺みたいな商売になってしまうので、中止の方向で会議中です」。
明日は予定を崩したくないので、唯一天気予報の良い、5/6 に振り替え可能か聞いたところ、空きはありますが、乗船順位は20番目になりますとのこと。
せっかく予約1番乗りで、船のどこに座ってなどのシミュレーションも、台無し。
まったく今日の予定がなくなってしまったので、フロントでアドバイスをいただくが、当然興味のないところばかり。
お土産店めぐりしてもなあ。
雨の中、オシンコシンの滝、フレペの滝、知床五湖に行くしかないのか・・・
部屋に戻り、何かないか今一度検討。
流星・銀河の滝!
今回は距離的に不可能と思っていたが、女満別から知床の道路状況から考えれば行けなくはないか?(ナビの到着予定時間の半分で済んでいるので)
もう一度、フロントへ。
「層雲峡まで、どのくらい?」
「5時間みておけば」
まあでも、知床からこの雨の中、層雲峡まで行く客はいなかろう、というような雰囲気。
でも片道5時間、往復10時間ということは、ある意味良い時間潰しか。
で、層雲峡へ向かうことに。
途中の北見は、まったく降っておらず、期待が高まる。
(太平洋側は荒れているけど、内陸は大丈夫なのでは?)
しかし大雪山系の峠に入ると、雨は激しくなるばかり。
行くのは良いけど、道路封鎖とかないでしょうね?
もうここまで来たら、行くしかない。
結局激しい雨の中、3時間半で到着。
駐車場から、すでに姿を現す、流星銀河の滝。
数名の観光客もチラホラ。
いやあ~、すげえ!
雨もあって、水量ばっちり。
5分ほど登った途中の双瀑台からでも、感動ものだが、さらに上が。
「熊、注意」。
ここまで来たら、登るよな。
さらに10分ほど登った双瀑台からの眺めは圧巻。
来て良よかった!
さて食事は・・・どうしたものか・・・
駐車場のところに、軽食っぽい土産物屋を兼ねたような店に。
私は、野菜かき揚げそば。嫁は、野菜かき揚げうどん。
とりあえず、食べられるだけで良しと思っていたのだが、何とこれが美味いのなんの。
超高級蕎麦屋は別にして、普通に食べた蕎麦の中では、ベストではなかろうか。
さらに車中で食べるため、大福を買ったのだが、餅の柔らかさと、甘さ控えめの餡子のバランスが絶妙(土砂降りだったので、カメラを車に置いてきてしまった。写真撮れず)。
帰りの峠道は、雨が降り続いていたが、どうやら無事越えることができた。
さてさて、夕飯は?
今日は和食を頼んでいたが、あのバイキングでは期待ができないと思い、ホテルにキャンセルを入れ、ホテル近くの八重樫で寿司。
私は十分かと思ったが、嫁は光物(青魚)系がないので、不満足。
ざんぎは、軽くて、美味かったなあ。
それでも、今日一日でいろいろあったが、トータル的には良かったのか。