1回表
先頭田中、15球粘って2塁打。
立ち上がりの先頭打者が球数だけでなく5分も粘ったのは、いつ・誰以来なのだろう?
当然石川は四球だけは出すまいだっただろうけど、左打者のレフトへの打球。
キレていくのは今更言う必要もなかろうが、バレンティンの守備に問題があったのか、上手い外野なら捕っていたのかはわからないが、2塁打になってしまったのだから、四球でも良かったのでは、と言うのは結果論か。
菊池送って、丸犠飛。あっさり先制。
1回裏
先頭上田に追い込んでから最後が甘かったか、打球は左中間へ。一気に3塁まで行かれた。
当然ここは定位置で1点 OKの場面。
1点もやらないになって、大ケガにならなければ。
これも結果論だが、初球をレフト犠牲フライ。
気を遣って、なんとかアウト1つではなく、1球でアウトが取れて、ランナーなしの状態に戻ったのはラッキーか。
しかも山田・バレンティンを連続三振(2回も大松・坂口から三振で4者連続)で、ヤクルトに今日もダメかとまでは言えないが、それに近い状況に近づいたか。
2回表
昨日も低めの難しいボールに対応して、非常に状態の良い松山が、ここもレフト前。
エルドレッド四球。
安倍の打球は風に乗ったかに思えたが、レフトフライ。
続く會澤がセンター前。
これはストップと思いきや、躊躇いもなく手を回す河田。
松山も左手で上手くベースタッチして、判定セーフ。
坂口って、こんなに肩が弱かったのか?
ビデオ検証も、すんなり判定どおりで勝ち越し。
3回表
菊池がバックスクリーンへ HR。
1アウトから誠也が、打った瞬間レフトへの HR。
これで4対1。
6回表
1アウトから安部がセンター前。
ここは早いカウントで盗塁しかけないと。
0-1 から安部スタート。會澤ヒッティング。
打球は右中間スタンドへの2ラン。
2アウトから田中四球。
菊池の打球は風にも乗ったか、この日2本目の2ラン。
8対1。
完全に意気消沈のヤクルトベンチ・ファン。
7回裏
3回以降ノーヒット・ピッチングだった薮田。
点差も開き、球数的に最後のイニング。
しかし先頭バレンティンに四球。
打たれても良いから、ストライクで勝負してほしかった(本人もそう考えているはずだとは思うが)。
大松は三打席連続で三振。
坂口はショートゴロでランナー入れ替わり。
1打席目でヒットを打たれた西田。
この日は投げにくいのか、2打席連続の四球。
まったくのノー感の西浦に代打荒木。
高く跳ねた打球がピッチャーの頭を越えてタイムリーに。
さらに代打武内。
ショートの頭を越えたかに思えたが、ここは田中が飛びついて1点で凌いだ。
8回の一岡、9回の中田、ともに四球が絡むが、結果0。
バレンティンへの四球が気になるが。
四球も出せない状況が、本当の勝負どころであるだろうから、勝負しておかないと。
首位の広島・最下位のヤクルト。
しかも昨日の9回に、新守護神小川から6点取っての逆転勝ち。
序盤の立ち上がりさえ間違わなければ、確実に勝てる状況と思っていたが、思惑どおりか。
しかし昨日逆転された9回裏に三振した山田。
この日も、その打席をなぞるかのような打席。
調子も上がらないからだろうけど、タイミングが合わないだろうけど、この日はまったく気持ちが見えない打席だったのではないだろうか。
誠也もほぼ同じ状態。
真っ直ぐ投げておけば、まず対応できない状態だが、勝ってるチームとそうでないチームで、ここまで印象が変わってしまうのは、仕方のないところだろうか。
9連戦の最初、田口・菅野に連続完封負け。
しかし3戦目を何とか逃げ切って、しかも昨日の逆転勝ち。
淀んだ状態でオールスターに入らなければ良いのだがと思っていたが、杞憂とまでは言わないが、とりあえず一安心か。